しろん log.

30代突入のしがない女です。
30代突入のしがない女です。

本意は分からないけれど。

見なかったことで狂わせたようになってるけど、
その間のあたしの苦しい気持ち、分からないなら、泣きながら分かってほしいぐらい。
どんなに好きだったかも、分からないくせに、
やっぱりあたしは赴くことは絶対に出来ないと思うし、させないと思う。


当時、記憶も無く、がむしゃらに部活をしていた事。
知る覚悟が無かったのか、潔癖症になってしまったのか、振り返ることもせず。
突き進んだ先に、あたしよりも遥かに悲しみを抱いていた事。
母って不思議で、分かるんだよ、自分の子どもだって。
そして、同じ悲しみを抱えてしまった。誰かを殺めるという残酷な事実。
奇しくもそれを、正当防衛という理由で美化していく、悲しい心。
美しいとかまでは、小説の中だけに収めておこうね。

無常に続いた会話が、最初で最後であるかのように、一番、母として生きた。
勿論、この中で母として生きている私は、否めないけど。
それで、兆しが見えてくれるのなら、貴方は本当に悲しい想いを続けていたのねって。

こんにち、私は保育の補助の仕事を選んだ。
子どもが可愛い。そう言ったけど、私が本当に保育の補助を選んだ理由は、
過去を地道に修正して、何も知らなかった私に、親子の望みや、
微笑ましい関係に、ちょっとでも触れて、自分や家族を理解したかった。
まだまだ何も知らない私に、この仕事を見つけた。
嫉妬するかなぁ。
でも私は、地味だし、貴方はそんな子どもをもう産んでも良い年齢に近い。
あなたはこれから、一緒にいられなかった悲しみを、償う意思を持っていれたら。
償うって言ったら悲観的だけど、代弁して行動して良いと思う。
それぐらい誰かに優しく出来たら、心もきっと自分の中でホッと出来ると思うの。

最近の私の悩みは、やっぱり、子どもは早く産むべきかとか、そういうの。
自分が経験した結果に踏まえて、そして、親御さんと子どもの関係性の中で、
それでも我が子が可愛くて大切にしたいのは当たり前の事。
私は、自分がこういう結果になった事を、後悔は無いけど、一緒にいたかったなって。
だから、私には分からない世界がそこにある。それに私は悩んでいる。

中学3年生。まだ4歳。あなたは、実は近くにいたね。
いつもその乳母車を見ては、あんなに小さい子を育てている事に感銘していて、
それが自分に関与している事は気付かなかった。
弟でもない。息子。なのに私は、大人になるための生き方が最優先だった。
だからこうして年を重ねて、ね、本当に、母親面する私は、みっともない。

あなたを育てられなかった腹煮えに、
今を選んでる訳ではないって言ったら嘘になるかもしれないけど、
あなたを育てられなかった私に、
可愛い子どもを仕方なく預けて、時間を犠牲にして、頑張るその両親の心に、
私は、もっと感銘したい。その心をもっと知りたい。

一緒にいられなかったけど、一緒に悩むことは出来るかもしれないの。

こんな私に、なんで支えてくれる人がいるんだろうって。
その人は、私と同じ傷を抱えて生きている。同じ傷を持った者同士なんだ、実は。
どんだけ可愛かった頃の子どもを見ていられなかった私達の悲しみは、計り知れない。
彼と居たら分かる。

あなたを大切に出来なった私の不甲斐なさを、きっちり今の未来のある子どもに、
受容と感銘で、お父さんとお母さんの愛に包まれた幸せを感じてほしい。

勿論その中で、仲間が出来て、一緒に解決に導いて、色々な気持ちに触れて。

私はプロじゃないから、すみっこで、補佐をしようと思う。
幸せな位置かもしれない。でもやっぱり、厳しい。
個人勝手な判断で、子ども達を見たくない。
それは今のクラスだけじゃなく、園を通して。
頑張りたいんだ。

許してね、この環境を乗り越えないと、どこでも生活にストレスがきて、
生きる事を蔑ろにして生きる事をしたくないの。
こんな私を許してね。

沢山、愛を紡いでね。^^

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