しろん log.

息子の言う愛が時々分からない。
自分の事を大切にしたいと思い過ぎて、思いやりが無くなって、
周りと一緒になって考えたいと思わないんだと思う。
あたしの息子に対する愛は、
心の感じ方に捉われない生き方を堅苦しく望んでるだけで、
生きているだけでなんとでもなれるよって事を伝えているけど、
本当はもっと大切な事を伝えたい。

ただ、私人間だし、
いつかは大人と同調して過ごさないといけないから、
時々嘘も方便って事を伝えたい。仕事させたいし、
将来の恵みに対する堅苦しいけど、本創生を彩られる事を、
形作られたら良いなって思ってる。

それでも伝えなくちゃいけないし、
それでも生きていかなくちゃいけないし、それでも言葉を書きたい。
それはちょっと冷たいことかもしれないけど、やるせなさとか、
生きることは時々冷たいとか、それを暖かくしたい。
ただそれだけで、自分が救われると思う。
逆風が吹き荒れても、強く進める子になって欲しい。

言葉することが愛じゃないと思う。
感じ方や伝わり方で解るのが愛だと思う。
過ごしてみないと分からない。
あたしは、解読することが全てじゃないと思ってた。
でもそれって、相手の事を考えきれてないと思ってしまうし、
相対の翡翠で綴られる灯火に近いと思う。

息子を四六時中考えられたら幸せだけど、
そうはいかないのが子育てだから、養ってみて小手玉くらいに、
丸まったら良いなあ。